身体について
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身体について

2021年05月11日(火)11:58 AM

身体について

人間、死んでからも持ち続けるものってなんだろうと考えると精神だけになってしまう。

身体というのは、この世で生きるために、自分という作品を作る上で欠かせないものを

【お借り】しているのだと想う。

自分のものだと勘違いを起こすから、平気で無理をさせる。

体中が毒素でいっぱいになっても美味しいからもっと食べる。

病気になってもお金儲けをやめられない。

なにかに執着する事が自分を高めることだと勘違いし、自分の貪りに気づけない。

身体が悲鳴を上げているのに耳を傾けない生き方で人生啓けるだろうか。

それは何かをやっているように、何かをなし得ているように見せかけた巧妙な逃避だ。

お借りしていると気づけばもっと大切に扱い、健やかな状態でお返ししなければと想うようになる。

粗食で良い、よく噛んで食べ物の命に感謝して身体の元をいただく。

適度に運動をし、太陽を浴び、入浴をし、無理を避け大切に扱う。

大切に扱うだけでも精神を成長させ生命力を高めることができるのだ。

全く世界というのは本当によくできている。



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