ホーム > 親

2021年05月11日(火)11:57 AM

親という字は木の上に立って見ると書きますね。

高い地点から見下ろすと地面を歩む子供の行く末が見下ろせるから、親とは子供により高い地点からのからのアドバイスが出来る人ということなんですね。

子供の行く道を正すために、時に厳しく諭すこともある。

愛あればこそ厳しい態度も必要な時がある。

そういう愛に育まれた子供は本当の愛を見抜くセンスが磨かれます。

厳しさの中の愛情を受け止められる人は、自分以外の成長のために時に厳しい態度を取れる本当の大人に成長するでしょう。

子供の行く末を考えず、ただ子供の注目を集めたいだけの愚かな親は子供を溺愛します。溺愛というのは愛ではありません。

愛の足らない、もしくは無い大人が子供の愛を貪る姿が溺愛です。

溺愛された哀れな子供は、厳しく自立させようとする本当の愛に出会うと逃げ出します。自分を支配する偽物の愛に惹かれてしまい奴隷になることを許します。(愛は支配しません。自立させようとします。)

高い視点からのアドバイスを受けた子供は、いつしか親の意見に頼りすがりつこうとします、そんな時に子供の自律性を育てるために、子供をあえて厳しさの中に解き放つ時が来ます。子供を心配に思う気持ちはありますが、それよりも我が子を信じようと心を鬼にします。

「親切」親を切ると書いて親切、あえて子供に一人で考え、行動させる時が来るのです。

そういう親で有りたいと思います。



過去の記事を読む