自律神経のトラブルに悩む人の共通思考癖
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自律神経のトラブルに悩む人の共通思考癖

2020年08月01日(土)8:56 AM

聖書 テサロニケの手紙にある言葉『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。』最高の言霊だと想います。
いつもワクワクする心境で、他者の喜びが自分の喜びであって、そしてすべてのことを感謝する、このあらゆる自分の身に起こり来る事すべてを感謝の気持ちで受け止めるということ。
こういう心境とはまさしくボディーサットヴァの心境であろうと想います。
この手紙を書いている時のパウロと雨にも負けずを病床で書いてる時の宮沢賢治さんは同じような心境だったに違いないと想像します。

さて表題にある自律神経トラブルに悩む人の共通思考癖についてですが、あるクライアントと話をしていて気づいたことです。
その人と話をしていてご主人のことや自分の置かれている境遇に感謝をしてると言いながら感謝がないんですね。
????なことを書いていますが自分にとって利することがあれば感謝するというのは冒頭のテサロニケの言葉にある、すべての事について感謝する感謝じゃないんです。

感謝というのはトレーニングしなければ開発されない特殊技能のようなものと言って良いでしょう。
例えば今あなたはパソコン、もしくはスマホでこの文章を読んでいます。
PCやスマホを触って本当に便利だなって思ってますか?誰かがこれ作ってくれたから生活が便利になってるよね感動しましたか?
多分そんな事これっぽっちも思わなかったでしょう。なぜならそれが人間の持つ自己中心性だからです。

自分の身の回りを見てください。物が溢れていませんか?それら一つ一つ誰かが作って誰かが運んでそして手に入ったものばかりです。
物が増えれば増えるほど感動が消えていきます。「かごに乗る人担ぐ人そのまたわらじを作る人」誰かが誰かを支え合って生きているんですね。
そのありがたみを忘れてはいけないと戒めるための言葉です。

感謝の話になったクライアントとはその後、例えば水道ってあって当たり前だけど、なかったら大変だよねとか、電気って当たり前に使ってるけれどなかったらどれほど不便だろうって話をしました。
つまり【あって当たり前に感謝する】ワークを数分間行いましたら、すっかりと顏色も良くなり落ち着いた様子になりました。
おそらくオキシトシンなどの幸せホルモンがぐんと放出されたのでしょう。最後に身体の不調も実は有り難いことなんだって思えるようになりましたとおっしゃっていたのが印象に残りました。

我々は不満を見つけることは天才的な才能を持っていますが、感謝することに関しては随分と鈍感になっています。
感謝力を高めるトレーニング【あって当たり前に感謝する】習慣を持って、心から感動できる自分にチューニングしてはいかがでしょうか?



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