自分の生きる道
杖を卒業するぞと勢い込んだのは良かったが早速、杖を使っての生活になっている杖なしでの歩きは歩きにくさが浮き彫りになって丁度このくらいが歩きやすいなと言うような落ち着くところが分からないので少なくとも自分で分かるのは発症以前のなんの不足もなく自由に振舞っていた自分の身体ではないのだという事で今の状態だと以前のようにフェリーに乗って九州までの旅などは無理があるなあと思うのである多分杖もなく砂浜を歩くことも無理なのではないかなと思う、小走りができないのに足場の悪いところは相当に難しいと思いますそれができるならとっくの昔にバイトを探して小銭稼ぎに行っていますよ杖が手放せないことが良く分かったのでだったら杖を使って今以上に質を上げていくのが正しいベクトルではないかと思うんです、、、杖なしもそこそこ歩けるようになって杖有なら普通の人のペースで歩けますと言うのが今の俺の目指せる最高の状態ではなかろうか?そのためには弱化した麻痺側の脚力のアップは大きいテーマだと思う これは諦めではないんです俺は歩けなくてもいいやとあきらめたのではない、よりよく生きるにはどうすれば良いのかを俺なりに考えているのです俺には夢があって世界一の施術家になるのが俺の夢なのだがそのためには今の後遺症を持つ俺のまま、これはできません、あれはできませんでは、夢が近づいてこないんです俺は自分の夢の実現のために今ある自分の肉体をフルに使おうと思っている。残された感覚や筋肉を使って、、、これは決して無理な事ではないはずなので俺のイメージが鮮明であればあるほど脳はそれを実現しようとするからなんです、ただの狂人のたわごとと笑うなら笑うがいいさ俺はやるんだ、俺にしかできないことがこの世界にはあるんだ、、、、だから宇宙は俺を死なせなかったんだ俺が生きているという事は俺にはまだできることがあるという事だ、俺は残りの人生の時間でそのことを証明すればいいだけなんだ。。。絶対にこの夢だけは手放さないんだ