糖質制限ダイエットの危険性について
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糖質制限ダイエットの危険性について

2020年10月28日(水)12:22 PM

先日クライアントの方から『糖質制限ダイエット』についての質問にお答えした内容が多くの人の知りたいところでもあると思ったので、ここに記します。
実際に糖質制限をされている方、違う意見の方もおられると思います。その場合は腹を立てずに「なるほどそういう意見もあるんだねと」広い心でお読み下さい。

糖質制限ダイエットをすると面白いように体重は減ります、が脂肪は減りません。何が減っているかといえば水分が抜けて体重が減っているだけなのです。
グリコーゲンは体内で4倍の水と結合して貯えられています。糖質が入ってこなくなると体内に貯えられているグリコーゲンを使うのですが、その際にグリコーゲンと結合している水分が一緒に減っていきます。
だからが故に体重は一気に減っていきます。しかし脂肪は減っているわけではないのです。
体内に貯えられていたグリコーゲンが無くなると今度は筋肉を分解してエネルギーを確保します。結果筋肉はどんどん細くなるため基礎代謝が低下して、低体温、低代謝という悪い体質になります。
脂肪だけが最後まで残るので、体重が減ったけれど隠れ肥満という状態になります。

健康的に痩せるなら、腹八分目、よく噛む、時々プチ断食をしていただくと体質も良くなります。
過剰な糖質制限はかえって危険な面もありますから注意されたほうが良いと思います。



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