夏の土用 食べるべきは何?
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夏の土用 食べるべきは何?
2018年07月24日(火)6:45 AM
7/20から8/6まで夏の土用になります。
土用といえば『うなぎ』が浮かびますが、最近は土用の『牛』とか言ってお肉を食べる人も増えているそうです。
この時期BBQをする人も増えており、夏バテ防止にはスタミナ食をじゃんじゃん食べようと言った風潮でしょうか。
土用というのは土気が強くなる時期で、ものが腐敗しやすくなる時期なのです。
台所の三角コーナーやゴミステーションなども普段以上にヌメヌメしたり匂いが強くなります。
お腹の中(腸)も土と一緒でたくさんの微生物の住処でありますから、土用になるとお腹は非常に腐敗しやすくなるのです。
ということは、この時期に動物性蛋白をとると腸内の環境は腐敗し悪玉菌の温床になってしまいます。
ただでさえ暑さでバテ気味の体で、更に腸内環境が悪くなるというのは、これから迎える秋冬の季節に体が対応できず、つまり風邪など引きやすい体質となり、春にはアレルギー体質に拍車がかかるという連鎖が生じます。
ではどうすればよいか?
主食のご飯を全体の60%くらいにし旬の野菜の入った味噌汁(30%)と漬物(10%)(ぬか漬が良い)のバランスで、おかずを減らした食事をすれば、とても体調が良くなります。
一年で一番厳しい時期が夏の土用と言われます。
この時期を上手に過ごすことが一年を上手に過ごす要になりますから、皆様ぜひおかずを減らした、病気治しの伝統食で夏の土用を乗り切ってください。
今日も皆様が健康でありますようお祈りいたします。