原因思考と結果思考
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原因思考と結果思考

2021年05月11日(火)11:03 AM

現代人の殆どは結果思考型の生活をしています。ビジネスマンと話をしていると結果が全てと言う人がいます。プロセスよりも結局、勝たなければ意味がないのだと言います。
本当でしょうか?結果思考のビジネスは儲けることが目的で手段としてお客がある商売は短期的には儲かりますが最終的にお客から嫌われポシャります。結果思考の成れの果てです。
原因思考のビジネスは儲けの発生原因であるお客の満足、また雇用されている社員の生活の安定を目的としますから、お客は喜び、社員は懸命に働き、長い目で見れば業績は上がっていきます。

これは何事にも言えることで、風邪を引いたら風邪という結果をなんとかしようというのが西洋医学であり現代人の思考法です。風邪を引いたから風邪薬を飲んで症状を止めようとするわけですね。
原因思考の人は風邪を引いた原因はなんだろうと考える思考癖があります。、ところで風邪の原因って何でしょう?我々の体には様々な原因で抜けきれていない老廃物が溜まります。食べ物の食べ過ぎで体中に不完全燃焼のすすが詰まったようになっている人。
運動不足で代謝が悪く体のアチラコチラにすすが詰まっている人。砂糖のとりすぎってタバコよりも体に悪いなんて知らない人は食後のスイーツの積み重ねで体中がすすだらけで首や頭が痛い痛いと言っています。
そんな不完全燃焼物を一気に燃やすのが風邪なんですね。肺に溜まった毒素は咳や痰や鼻水で排泄します。体中の毒素は体温を上げて一気に燃焼します。?血という悪い血が浄化されていきます。
この体中の大掃除をするためにウイルスの働きを借りるのが風邪なんです。
ところが結果思考だと、この折角の風邪をいらぬものと排除しますから、熱を下げ、鼻水を止め、咳を止めるんですね。そうすると結果としてどうなるか?体中の毒素は更に深いところに潜在することになり、更に重篤な形で、どうにかしてくれと表面に現れることになります。
ガンや筋腫や心臓や脳の病気になって現れますね。こういう事を知っていると知らないでは大きな違いですね。

何か自分の身に起こった事があったとして、我々は結果を変える思考パターンを持っていますが、慌てず一度深呼吸して原因は何なんだとする、原因を究明する思考癖を持つようにすれば物事の因果が見渡せるようになり、人が気づかないその一歩先が見えるようになります。



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