陰陽という物の見方
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陰陽という物の見方

2017年10月03日(火)6:30 PM

東洋には陰陽という概念があります。

カイロプラクティックを学びだすという事は西洋医学を学ぶということもあり僕の頭はすっかりとカチコチの科学頭になっていたので、陰陽や陰陽五行という言葉を聞くといかにも古めかしく感じ西洋の自然科学と比べて劣っているのだと決めつけていた頃がありました。

今になり東洋思想を学ぶようになると、ようやくのこと科学のコチコチ頭の呪いから離れてありのままの自然をみる見方がなんとなく理解できるようになりました。
『宇宙万物全てのものが【陰】【陽】で調和されている』のだと考えられるようになってきました。

陰陽とは一体のもので2つの物で無いということが中々コチコチ頭には理解できませんでした。。。

昔の中国人のすごいところは陰陽五行というものの見方で無数の人間の病気を5つに分類し治療してしまう、現代の細分・専門化された西洋医学では考えられない極めて乱暴に見える方法ですが、無数の患者を治してきていると言う歴史、事実には本当に圧倒されます。
物事というのは細分化するのはやさしいが単純化することは難しいと思います。太極を見極めることが難しいからだと思います。

枝葉に目を奪われず本質を見抜く目を養えるようになりたいと最近の臨床経験から益々考えるようになりました。



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