肉食のリスク
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肉食のリスク

2016年05月16日(月)7:32 PM

一時流行った糖質ダイエットも、その危険性が知られることになりブームも下火になりつつあるがTVのCMでは未だ手を替え品を替え煽るような映像が流れています。

 

『肉を食べると元気になる』という発想は昭和30年台に当時のアメリカの栄養学の影響から日本に定着しました。
バットを持った少年がおみやげの牛丼に『明日はホームランだ』と喜ぶコマーシャルも肉に米を食べれば力が出るといった発想に拍車をかけました。
肉食をしないと筋肉が育たないという考えの人もおられますが、実際はどうでしょう。

 

牛は草だけを食べて生きていますが立派な体を持っています。
馬もキリンもゾウもしっかりとした体格を持っています。
ライオンだって肉食だけれど立派な筋肉を持っていると思いがちですが、草食動物のほうがずっと発達した筋肉を持っています。
ライオンやトラは瞬発力には優れているのですが持久力に欠けるため、狩りの時には長々と追いかけることが出来ないのです。

 

 

肉食をするようになってから日本人は体格が良くなったという意見もあります。これは確かにそうで身体が大きいと喜ばしく思う人もいますが実は良い事ではありません。
肉食をすると身体は酸性になります、酸性になると骨成長が止まらなくなるため体格は良くなります。
体格が良くなっても内臓の機能は大きくなることはありませんから、ちょうど大型車のボディに小型車のエンジンが乗っている状態ですぐにオーバヒートする体になってしまいます。
成長が早くなる分、老化も早くきます。なぜだかこういう情報はTVでは流れません。

 

 

今はものが溢れている時代です。
TVでは美味しそうな料理がこれでもかと映しだされ美味しい料理を食べることが人の幸せであるかのように思わされます。
でも残念ながら美味しい料理はあなたを健康にする料理ではないことは覚えておきましょう。
ふだん手に入る食品の健康を害するリスクを知っておくことは大切です。
飲酒、喫煙と共に肉食のリスクも頭に入れておきましょう。



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