病気が悪いのでなく体質が悪いんです
歳を重ね、身体の不調を感じたり病気になると、突然現れたこの不幸は年のせいだと医者に
言われたり自分でそう思ったりして済ませる人が大勢いますが本当にそうでしょうか?
身体の不調は今までの積み重ねた日々の【結果】が身体に現れているに過ぎません。
その【結果】に対してある人は病院に行ったり、ある人はカイロプラクティック、サプリメント
などで対応しようとします。
道を歩いてもネットを見てもこの【結果】を治すならうちに来い、この薬を飲めと盛んに
宣伝しています。でも本当に治るでしょうか?
【結果】が出るのは今までの生きて作ってきた自分自身の体質によるものです。生き方の結果です
体質を改善する生き方に変えることで【結果】は変わってきます。
漢方の古典を読むと上薬・中薬・下薬という言葉が出てきます。)
上薬とは毎日かならず食べる命を養うもの、日本ではお米に当たります。
中薬とは気血水のバランスを取るもの旬の野菜、魚が中薬に当たります。
下薬とは毒をもって毒を制すもの、例えばどくだみ茶や健食、医薬品などもこれに当たり
本来素人は扱ってはいけないものです。
人にとって最も大切な上薬ですが、今の日本では栄養を根こそぎ落とした精白米を
日常食べるため命を支える力が身体に入りません。
旬もなく年中好きな食材だけをとるのでバランスは偏ったままになります。
美味しいものだけを食べるようになったのです。
上薬中薬が上手くとれない状態を下薬(毒)で賄おうとしているのでややこしい体質に
なっているのが多くの日本人ではないでしょうか?
例えば40~50年前、僕の子供の頃、花粉症とか周りに一人もいませんでした。
しかし今やアメリカをぬいて世界一花粉症の人口が多い国になりました。
この国は世界中の薬の40%を消費して更に加速している状況です。その事が国費を
圧迫して国は貧しくなり不健康な国民のすむ不健康な国になっています。
日本を健康な国に蘇らせるためにも、私達の日々の食事に目を向けていきませんか?