健康村だより
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健康村だより

2016年11月24日(木)5:52 PM

第三回の立花・健康村を行いました。

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健康村というのは昔から日本人が食してきた伝統食を24節気ごとに食事会を通じて学び、メンバー同士で情報を交換し合う、社団法人日本伝統医療協会が推進する活動で、楽しく学び健康になるための食事会です。

 

皆さんは健体康心(けんたいこうしん)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

康らかな心に健やかなる身体が宿る という意味で略して『健康』と読みます。

 

健やかな体に康らかな心ではなく心が先になっているところがミソで東洋思想は必ず下から上に向かって物事をなすのが大切と言われています。

 

現代医学は体と心を分けて考えます。

心のことは置いといて、数値が定量内であれば健やかであると判断しますので上手くいかない事が多いようです。

 


昔、私達のご先祖様が田畑で汗をカキカキ仕事をし、畑の脇で車座になって水を飲み食事を取ります。

土の出来がどうだとか天気の具合はどうだとか、渡る鳥を見て、流れる雲を見て四季を感じていたでしょう、全身で自然と向き合った生活だった事でしょう。

互いの身体を気遣いながら、楽しく話、心康らぐ食事を取り、また日が暮れるまで働いたのではないかと空想します。


和食の大きな特徴は食べると『心が康らぐ』という点です。人を思いやったり気遣うゆとりが生まれたりするようです。日本人の精神性、最近では【もったいない】【おもてなし】等、海外にはなかった精神文化が受け入れられていますが、その根には和食の存在が大きいのではないかと思います。

洋食、肉料理は『満足』する事は出来ますが、心が康らぐ事はないそうで好戦的になるそうです。

 


最近ではミドリムシを食べたら健康になれると考える人も出てきていますがミドリムシ食べて心が康らぎますかね。。その前に普段何食べているのか見直したほうが良いですよ。

 

健康村では食事会を通じて、国に感謝し、先人が行っていた知恵を学び、健康になるための食事を学びます。

何よりもメンバー間で楽しくおしゃべりしながらご飯をいただくので心がほぐれて康ぎます。

 

全国に健康村というコミュニティをたくさん増やして、この国の未来を明るくしたいと思います。

興味があると言う方はご一報ください。



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