腰痛、肩こりを引き起こす習慣
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腰痛、肩こりを引き起こす習慣

2012年10月23日(火)6:26 PM
tettochiro kodomoegao
先日中学生の男の子を治療しました。
主訴は首の痛み、腰痛、膝の痛みと全身痛いところだらけ・・・
姿勢バランスをチェックすると膝も股関節も伸び切らない状態で全体的に筋の過緊張が見られます。
特にお腹の筋肉がカチカチに縮んでいて深い横じわも見られます。
特別この男の子の姿勢バランスが悪いというより今の中学生、高校生に多く見られる姿勢バランスの崩れです。
いったい何が今の子供達に起こっているのでしょうか?
この男の子の場合、いつも座っている椅子に問題がありました。
子供の頃から慣れ親しんだ椅子を急激に身長が伸びてからも使い続けた為、図のような座り方で
TVを見る、食事を摂る、勉強をする、ゲームをする生活習慣になってしまいました。
身体の屈曲している側は硬くなりやすいので、この座り方だとお腹、股関節、膝は硬くなり
立った時に伸びなくなってしまいます。
意外とこういうケースは多いのでないかと思います。
サイズの合わない靴を履くと身体のトラブルの原因になります。
椅子も同様に身体にあった椅子を選び正しく座る習慣を身につけることでより快適な状態で
過ごすことができます。
正しく座るには
坐骨が座面に当たるようお尻を椅子の奥に当てる
坐骨が当たっている状態を維持しながら背もたれに上半身を沿わせるように起こします。
足底が地面と接していること、膝が90度以上曲がっていないことを確認してください。
正しく座っても座っている姿勢は身体にストレスを与えます。
30分に一回は立ち上がる、少し歩くくらいの運動が身体をリフレッシュさせ仕事や勉強の効率を
上げると思います。
出来るだけ早い時期に正しい習慣を身につけられれば、その人の人生はよりよい物になると思います。
子供の座り方、今一度見直してみませんか?
hp gentei
TEL:0664230460


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