減塩というバカバカしい常識
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減塩というバカバカしい常識

2018年07月09日(月)7:39 AM

今から40年ほど前から健康増進のために『減塩』が社会的な合言葉になりました。
以来現在でも減塩醤油、減塩味噌などいたるところで減塩の二文字を見かけます。


みなさんも健康のため高血圧予防には減塩を意識することもあるかと思います。がしかし皆さんの周りで減塩をした結果、健康になりました、高血圧が根治しましたと言う人はいるでしょうか?
私は残念ながらそういう人を見たことがありません。

塩というのは古代から生きていくために欠かせないものと考えられ、特に海から離れた内陸に住む人にとって塩は貴重品でありローマ時代の兵士の給料は塩だったそうですよ。
この事から給料のことをサラリーと呼ぶ語源(Salt→Salary)になったと言われています。
敵に塩を送るという言葉もありますが、これなど塩が命の源であるほど大切なものであるから言葉の重みも増すというものです。(砂糖だと反対の意味になりますね)


そもそもこの世界的な減塩ブームの引き金になった統計調査とは戦後間もなく発表されたアメリカのダール博士による調査報告によるもので
一日30gの食塩をとっていた秋田県の人の40%に高血圧が見られたことから塩をとっていないイヌイットの人が血圧が低いと言う理由で食塩を摂ると血圧が上がるという結論を得たのです。
しかしこのリサーチは非常にいいかげんなもので実際一日に30g以上塩をとっている県でも血圧の高くないところが多く見られ塩と高血圧の因果関係は無関係であると反論が出ました。
そしてダール博士は再度調査を行い血圧に関係するのが塩でなく白米にあると言い直しましたが『高血圧の犯人は塩』という説が決定的にまた加速度的に世界中に広がってしまいました。
それほどセンセーショナルであり、みんなの意識に入りやすかったのでしょう。現代社会に多くある洗脳がここにも生まれたわけです。


またその後に行われた高血圧のリサーチで使われた塩が精製塩(食卓塩というもので毒塩です)で行われたことから 塩=高血圧の犯人 となってしまい西洋医学でもそのように認定されてしまいました。

このように数々の誤解から戦後、塩はすっかりと悪者にされてしまいましたが実は塩がなければ私達は生きて行けず、良い塩はまさしく命の源であるのです。

仲間とともに良い塩をしっかりととる生活(実験)をはじめましたが、塩の効能は素晴らしく糖尿病や高血圧などの慢性的な生活習慣病がどんどん改善され、私自身もビール樽のよなお腹がしっかりと引き締まってきました。
この点について詳しく知りたい方は今後のブログに注目していただくか、お気軽にお問い合わせください。



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