杖の楽しい使い方の考察
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杖の楽しい使い方の考察

2024年05月04日(土)9:27 AM

俺は、このブログを国内に多くおられるであろう脳卒中からの後遺症に悩む多くの人に向けて自分の体験を書いているつもりであるのでもしもそれは違うよとか反対の意見を出したい方からはいつでもお気軽にお電話を頂いて大いに語りたいと思っているので何時でも店の電話にご連絡を頂きたいと思っているのでよろしくお願いします。。。ちなみに店の電話は06-64230460です。。。。
さて表題の件であるが、杖を持って歩かれている方をしばしば目にするのですが多くの方が麻痺側のサポートのために杖を使っているのである、これは元々そのための杖なのでそれはそれでいいのだけれど、杖というのは歩行リズムを作るいわば指揮者の降るタクトのようなもので健側の手で持った杖をリズミカルに振ることによって躍動感のある歩行になるための道具なんですイギリスの紳士がステッキを上手く振りながら歩いている様をイメージしていただきたい、まさしく歩くというのは一種のダンスなのでリズムに乗って歩けばこれはスポーツの範疇に入る運動でもあるのです
昔、ドリフのテレビで髭ダンスってありましたよねあんな感じでステップを踏むように軽やかに歩くというのはいかがでしょうリズミカルに軽やかに歩こうと思うなら杖を軽ーく握って手首を効かせて歩きましょう健側の振りが効くと麻痺側の足の振りが軽くなります、、、、これがコツなんです、一生懸命に注意しながら一歩一歩歩くのはむしろ危ないですすいすいと歩くようにしたほうが人の流れに合わせやすいです神は我々人類に脊髄反射という超便利な回路を神経に組み込んでくれたので、何も考えずに勝手に身体が歩くための反射という装置を使って歩けばいいんです、今のあなたはちょっと脳に不具合が起こって身体が少しだけ使いにくくなっているだけなんです、そんな風に思ってみたらいかがでしょうかずっと元気であり続けるほうが結局しんどくなりやすいんです
バランスを取るために身体に不具合を作って今が、そういう時期なんだと思ってみるのも一つです、少しくらいのハンデがないと生きてて、あまりよろしくないから、バランサーが働いて頭の血管を破いたんだと思えば、さてこれからの人生がどんな具合に輝いてくるのか想像するのも楽しいではないか、、、



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