俺にとって辛いことが俺にはありがたいことになることが多かった、、、考えてみれば色んな事があったけれど本当に図ったかのように腹が減るのも金が欲しいのもすべて煩悩の働きによるものだ
天風先生は本能心を否定することを戒められた確かに本能心のお陰でもって我々は生きて居られるのだから、むしろ自己の本能心を肯定的に受け入れるようになれればややこしい問題も起こらないで済むものなのだ自分の中に汚いものがあるからと言って切ってしまえば良いというものでは無いのであります、、、自己の　すべてを受け入れてＯＫになればこの人生のゲームは終了になると坐久さんは言った彼が言ったことは本当の事だと俺は思っている、もしもゲームオーバーになった時にはおれはこの世の卒業になるのだろうか、、、そこまでプログラムされているのだろうか、だとしたらとてつもなく大きな存在に俺は観られていないか？と恐怖に似た気持ちになるのはどういう事だろう、、、とにかく自分の事をすべて分かることがそしてそれを受け入れることが、俺にとっての修行なのだとすれば目的が明瞭でないと迷いが生じるのではないかと言う不安がうっすらと無きにしもあらずなんです、、、こういう事って面白いですねえ、、俺の生まれてきた目的は何かが知りたくて、その答えを求めつづけたけれど知ってしまうとちょっとしゅんとしまって何かを知りたいと思って追いかけていた頃のほうが強く生きていたように思えるのです釈迦も修行中の釈迦のほうが魅力を感じるのは彼が無心に求めていたから、、、だと思う、求めていると求心力が生じるというか周りを巻き込む台風の目のように物事が自分に向かって起こってくるのだ、、、、だから自分がこうなりたい、こうしたいという気持ちがその源泉に成るのが本能心であることは間違いない。、、だから俺は思うのです、自分が欲しい気持ちを隠すのではなくて、その気持ちをばねに変えれば良いのであって、方法は自由なのがこの世界なのだから自分のなりたい姿を頭に浮かべることが、そのための時間が人生には必要だと自覚したほうが良いのだそれを否定する自分との戦いでふらふらになっている人の多い事、、、