梅と日本人について、、、
普段何気なく目にする梅ですが、梅は鳥梅で日本に伝来 し、日本へは約1500年前、薬用の”烏梅(ウバイ)”として中国から伝来したと言われています。このころに梅酢はメッキ加工に欠かせないものだったので国を挙げて仏教の寺院を広める動きの中でどうしても梅酢が必要になってきたんですそこで国策として梅を植樹して育てるようにおふれが庶民に下されるんですお前らは国に梅酢を納めなければならんとしたんですねこのころの日本は律令制ですから国民すべては国の物なんです生き続けたいなら奴隷としていう事を聴けと言うロジックなんですね今では絶対に受け入れられないこんな無理難題がまかり通る時代だったんです梅酢を作るためにはご存じと思いますが塩と完熟した梅が必要です完熟梅に塩をすると梅酢が出てきますこの梅酢が昔は現代の醤油のような調味料になったんです梅酢を作った後に産業廃棄物としての梅の塩漬けができます長期に保存させるために夏の天気のいい日に外で干したんです、、、これが梅干しとなったんですね捨てるのはもったいないですから塩の代わりに食べるようになたんです、もともと薬として扱われていたものだからあまり抵抗がなかったんだと思われます梅酢や梅干しには強力な殺菌力があります日本人が梅を食べるようになって、、日本人の腸と言うのは世界一長くできていますから腸内で腐敗が起きやすいのです、ところがその腐敗が止まったおかげで世界一きれいな腸内環境の民族になったんです、この素晴らしい腸を手に入れた大和族は肉食をしない食文化を持っていたから季節ごとに旬の野菜を中心に食べるようになって腸の中が良い具合なぬか床のような発行環境ができたんですこれに合わせて味噌などの麹菌の発酵文化と言う世界でも類のない独特な食文化を発達させて世界一健康な民族として遠くヨーロッパでも知られるようになったのです、つまりは日本人の腸には梅がピッタリなんですよと言いたいのです