上見て暮らすな下見て暮らせ、天風先生の教え
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上見て暮らすな下見て暮らせ、天風先生の教え
2023年11月10日(金)9:08 AM
雨が降ると晴れの日のありがたみが身に沁みます、天気と同じように健康を失って不自由な生活をすると健康のありがたみが良くわかります、天気と一緒でいつか晴れの日が来るように俺の身体もいつか知らぬ間に健康な体に戻るというのなら苦労はないのですがただ漠然と過ごしていると体はどんどん劣化してしまうので不便を感じながらもこの体で毎日を過ごしているのです、、、しかしふと思うのですが今よりももっと不健全な状態に自分がなったとしたら今の自分にありがたみがわくのではないかと思うのです、例えば私のように脳出血後にくも膜下出血をされた人など多いと聞きますもしも脳梗塞を起こしてしまって今は問題のない右半身まで麻痺状態になってしまったらどうだろうか?感覚も鈍麻して力も入らずにおそらく寝たきりの日々になると思います、もしも自分がそうなったら、と、こういう書き方をするといま、まさに祖ような状況でご苦労をされている人も多くおられる現実を思えば今の俺の状況などは天国のように思われるのではないだろうか、、、天風先生がいつも言うように上見るな下を見て暮らせよというのはこういうことかと思います今の自分よりももっと大変な状態にありながら、他人の苦労を思い自分に光を見出すということです今遠い国で起こっている戦争をわが身に置き換えて思うなら平和であることがどれだけ有難いことか!自分にはこれがないとか不満を言う前に自分がどれだけ恵まれているのかに心を向けることが生き方が上手だということなのかと思います。