セルフ骨盤調整 カエル深呼吸
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セルフ骨盤調整 カエル深呼吸
2014年06月02日(月)7:22 PM
カエル深呼吸のオリジナルは合蹠合掌(がっせきがっしょう)体操といって昔からある健康法です。これに少し私なりのアレンジを加えたのがカエル深呼吸です。
合掌合蹠体操は仙腸関節の動きをつけ恥骨結合のネジレを矯正します。
股間節・骨盤底の筋肉を動かす事で下半身の血行が良くなるので妊娠中の方や子宝を望まれる方、子宮や膀胱のトラブルを改善する健康法として有効です。
アレンジした点は深呼吸と合わせて行うことで深層筋も動かし、隔膜や内臓の位置異常を改善し自律神経系のリセットがより深く出来るようにしました。
骨盤の歪みがとれると頭蓋から脊椎にかけての脳脊髄液循環が効率良く行われます。
あわせて血液・リンパ液などの体液循環も活性し真皮内に流れる経絡エネルギーの循環も良くなり、あなたが本来持つ自己治癒力が正常に働くようになり健康な状態を維持しようとします。
体内の気血水の循環が良くなったら落ち着く場所で大地をしっかりと踏みしめましょう。
天からのエネルギー(陽)地からのエネルギ(陰)が体内を巡っているのが感じられるかもしれませんよ。
カエル深呼吸、1セット10回をめどに、ぜひお試し下さい。
この後はプロの施術家の方がお読み下さい。
経絡を流れるエネルギーは【気】と言われています。目に見える物ではないので(唯物的な)現代医学からは観念的な存在として扱われることが度々ですが、感じ取ることができるようになると実在することが理解できます。
中医学のパイオニアたちはこの不可視の肉体(エネルギー・気)があることに早くから気付き人体を視覚的(もしくは解剖学的)に観察するのでなく機能的に観察する事を重要視するようになったと思います。
そしてそれぞれの機能に対応する気の流れを(無数の)治療実績から体系(現代の12正経と8奇経=経絡)づけていったと私は思います。
例えば仙腸関節の可動域減少を視覚的(解剖学的・生体力学的)な側面で捉えると例えば下肢の問題や脊椎の問題が原因と捉えることが出来ますし、もっと深く見れば内臓の機能低下に伴う反射で起こっている場合もあるでしょう。
それはそれで間違っているわけではありませんがエネルギー循環という側面も念頭に入れておくほうがより多面的な捉え方が出来ると最近は考えています。
色々なご意見があると思います。色々な意見の中の一つだと思って下さい。読んでいただいてありがとうございました。